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人も草も虫も地球もみんなが笑顔になれる

そんなサービスを未来に残そう!

story

創業から現在まで

本気で未来に残したい仕事との出会い。

ベジモが生まれたきっかけは、定年退職を迎えた父がはじめた家庭菜園。当たり前のように農薬や化学肥料は使わずに手間と愛情をしっかりとかけて育てたられた野菜。記憶に残るほど美味しいキュウリを食べて、なんとなく父の畑仕事を手伝うとその畑の空気、土の感触、生き生きとした野菜たちの瑞々しさに心も体も満たされる感覚を味わいました。

知れば知るほど有機農業は素晴らしく、作る人も食べる人も、そして地球にも優しい、しかも美味しいという明るい魅力に包まれていました。有機農業を”仕事”にすることは当時とても難しいとされていました。ただ、「必ずこの価値を対価にして魅力ある”仕事”にしよう。」と一歩を踏み出したことが「ベジタブルもっと!=ベジモ」創業の契機となりました。

チャレンジしてこそ成長できる。

​知人から1500坪の畑を借り、大学時代の親友と2人で鍬一本からベジモは始まりました。地域の農家コミュニティや農業界独特のルールに日々悩み、邁進しながら、チャレンジを繰り返します。仲間づくりと自分自身の学びを目的として就農1年目に有機農業スクールを主催。主催した農業スクールから新規就農者が現れると、みんなの売り場を作ろうと「豊川有機農業の会」を創設し定期朝市を開市。また、出荷基準に満たない野菜に対価を得られるようにと移動販売車やレストランを開業。目の前に現れる必要なサービスを興しチャレンジを重ねてきました。「人が1年で10回失敗するのなら、自分は100回失敗しよう。そうすれば人の10倍速く成長できる。」と日々チャレンジを繰り返したことはベジモにとって大きな財産となっています。

深呼吸ファームを目指して。

創業してしばらくして、生産販売部門に目標やノルマを設定しました。これが良い効果を果たさずにスタッフみんなにストレスとして負荷されてしまったことがあります。その時の野菜の味はどこか雑味があり、どうしても美味しいと感じられませんでした。顧客も解約が増え、売上も落ちました。

野菜は、育てる人の写し鏡です。育てる人が生き生きと、楽しく育てていればこそ、ベジモがお客様に食べて頂きたい美味しい野菜が育ちます。それ以来、ベジモではいかに気持ち良く畑作業に取り組めるかを重視してきました。結果的に以前よりも顧客も増え、売上も順調に回復しました。ベジモにとって農業は何があっても気持ちの良い畑と人ありきなのです。

ベジモは農林水産省の6次産業化の認定を受け、レストラン運営や加工事業を行っています。また、ベジモファームB就労継続支援事業所では障がい福祉サービスも行っています。業界の垣根を越えたサービスは互いの強みを活かし、弱さを補う関係に成り得ます。6次産業化、農福連携と言われる事業連携は、消費者にとってとてもメリットのある事業連携だと考えています。こだわり安心安全な野菜を、いつでもだれでもどこでも手に入れることが出来るようになるためには、このような社会の仕組みを創造する必要があると考えています。新しい食の仕組み=新しい食文化を生み出し、持続可能なサービスを目指しています。

6次産業と農福連携へのチャレンジ。

生命の食事、命の農業、医療連携。

自分自身が自然な食習慣の生活になって、有機野菜はもちろん、お肉やお魚、調味料に至るまで、世の中の食べ物がいかに不自然かに気づきました。食だけではなく、洗剤や化粧品、衣類まで、様々な生活品が、体も心もそして地球環境も壊してしまうものにあふれています。たとえば畑に化学的なものを散布すると、その畑はもちろん、土を通って流れ出た化学物質が川や海へ流れ、川や海の生物バランスを崩してしまいます。体内に蓄積された物質は子や孫に受け継がれ、アトピーやアレルギーなどの物理的な症状として現れます。有機農業や安心安全な食が医療に与える影響は大きい。ベジモでは共感する医療機関とも連携し、美味しくて続けやすい、生命の食事、命の農業を探求していきます。

やりたいを育む会社へ。

「ベジモで働きたい。」幸いにそう言ってくれる方が多くいます。オーガニックが好き、野菜が好きな方にとって、現代の生活環境はまだまだ不自由が多くあります。仕事もどこか妥協して働いている方と多く出会います。仕事も生活もオーガニックでありたいという方たちを受け入れられる器を、もっと持ちたいと常に考えています。福祉にも同じことが言えます。ピュアな人が生活しずらく、社会に受け入れられずらいのではなく、「好き!やりたい!」が溢れる会社、画一的ではなく、個性豊かで多様性のあるコミュニティが受け入れられる社会づくりを目指していきます。

ベジモのサービスを全国・世界へ。

ベジモはとことん地域にこだわったサービスです。土と身体は二つにあらず=身土不二の考え方が根本にあります。コミュニティは小さければ小さいほど健全で価値があると考えています。では、どのように全国・世界へ拡げるのか?全国・世界へこの地域密着のベジモのサービスを提供するためには、どうしたらよいか?私たちは、各地域のパートナーと組んで展開していくのがベストだと考えています。私たちの子供たちが大人になったときに、いつでもどこでもだれでもオーガニックでピュアな様々なサービスを受けられる。持続可能なサービスに溢れている世の中を残していきたいと、これからもベジモはスタッフ一同邁進してまりいます。

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